まいにち

まいにちを綴ります。(まいにちは綴りません。)

じぶん

本当は誰よりも自分に自信がなくて、ないから、虚勢をはって、プライドを高く保とうとして、

 

でもやっぱり上手くいかなくて

わたしはこんなに駄目な人間なんだから上手くいくわけないから

いままでだって、何にも上手く行ったことないんだから

期待したって絶対失敗するのに

なんでまた高望みしちゃうんだろう

なんでこんなに甘い人間なんだろう

 

大変じゃない仕事なんて世の中にないのに

ディストラクション・ベイビーズ

序盤はずっとただひたすらに暴力シーンなので、諦めないで観て欲しいです笑 何を訴えたい映画なんだろう、とか考え出すと納得できる答えはまず見つからないと思います。

個人的に結論付けたのは、別に何かこれというメッセージはないのだな、ということ。ただこの今をときめくキャストで暴力を描きたかっただけなんじゃないでしょうか。

この作品を観て、「何が言いたいのかさっぱり」と憤る人や、身近な人と重ねて見る人、「現代社会の闇が〜」といったことを考える人…どれでもいいんだと思います。本来映画とはそういうものなんですが。ここで感動しろ、理解しろという押し付けがある作品よりはいいかな。

面白かった!とも言えないけれど、嫌いではなかったです。

二重生活

人は誰しも秘密があって、きっと知らないままの方がいいことが多い気がします。尾行をしている主人公の目線でのカメラワークなので、主人公を通して自分も尾行しているような気分になれました。また、尾行している主人公を我々がさらに尾行しているような。

不倫していたり、嘘の結婚をしていたり、生活自体には非常に動きがある中で、映画全体は淡々とすすんでいく感じです。そのため山場や見所!といったシーンがなく、物足りないと感じる方も多いかも。そういう意味で賛否は別れると思います。最後が論文朗読で終わるのも嫌なひともいるのかな。

個人的には、あの倦怠感は好きです。

ただ、その尾行じゃバレちゃうに決まってるだろ!とは思いました。

クリーピー

*制作していたある学生誌向けに書いたレビュー三本連続であげる。覚書として。(わたしだけ敬体で書いてて恥ずかしかった。笑)

 

香川照之さんがいい感じに気持ち悪かったです。会話をしていてもどこか違和感を本能的に感じるような演技が素晴らしいと思いました。ただ、被洗脳?側の心理描写が少なくて入り込みずらい印象もあります。サイコパスや人間の恐ろしさを描いた作品は、「自分にも起こりそう」と思えるところに良さがあると思うため、洗脳される方をもう少しわかりやすくしてほしかったです。主人公高倉のトラウマのシーンが冒頭にあるのに、全く活かされていなかったのが残念。終盤2人が対峙するところで、「トラウマがくるか…!?」と思ったのに完全無視でした。勿体無い設定かな、と思います。映画館で観たので、音楽と映像で緊張感はすごくあって良かったです。

うーん。

なにもかも中途半端だな、わたし

努力しなくちゃ、努力しなくちゃいけない

なんだっていいから

なにをしたらいい

なにをしたらいいのか、考えてるうちに

いまのうちに

はやく、なにかしなくちゃ

 

みんなに置いてかれてしまう

みんな努力してるのに

わたしはまた一回失敗しないとわからないのか