まいにち

まいにちを綴ります。(まいにちは綴りません。)

二重生活

人は誰しも秘密があって、きっと知らないままの方がいいことが多い気がします。尾行をしている主人公の目線でのカメラワークなので、主人公を通して自分も尾行しているような気分になれました。また、尾行している主人公を我々がさらに尾行しているような。

不倫していたり、嘘の結婚をしていたり、生活自体には非常に動きがある中で、映画全体は淡々とすすんでいく感じです。そのため山場や見所!といったシーンがなく、物足りないと感じる方も多いかも。そういう意味で賛否は別れると思います。最後が論文朗読で終わるのも嫌なひともいるのかな。

個人的には、あの倦怠感は好きです。

ただ、その尾行じゃバレちゃうに決まってるだろ!とは思いました。